スーツケースが壊れたことはないですか？
旅行をするとスーツケースは傷みます。
それも思った以上に！
”傷み”レベルでは済まず
一部が壊れてしまうことも珍しくありません。
今回はハンドル部分のラバーが外れてしまいました……。
その気になればそのまま使えなくも無い気がしますが、
金物のプレートを直接持つと痛くて耐えられませんでした（汗
ブランドもののちゃんとしたスーツケースを使っているのに！
いつも帰りは預け荷物の重量制限ギリギリになるから、
それだけ過酷な使用条件になってしまってるんじゃない????
タフな使用方法をするとそれだけ壊れやすいのは当然かもしれません。
とは言え、メーカーに修理に出すとどんな故障でも
簡単に1万円単位の費用が掛かりかねません。
海外旅行だとほとんど旅行保険にも入りますし
その場合はスーツケースの故障修理は保険が効いたりします。
しかし今回は国内旅行中での故障で保険に入ってなかった…
自費での修理になってしまいます。
と言うわけで修理費用を安く抑えるために今回はDIYで
修理をしてみようと思います。
※旅行直前で故障に気づいてしまった方には↓コチラがオススメ！
現状把握＝故障の状態
上の写真のとおり、取っ手のラバーが完全になくなってしまい
下の地金があらわになってしまいました。
この地金にテーピングを巻くなど応急処置としては有りかもしれませんが
使い続けるにはこのハンドルを交換するのが妥当か…
故障部品の取り外し
先ずは故障部品を取り外してみます。
取り外す目的としては、
- 本当に交換できるか、構造を確認する。
- 交換部品の手配に必要な寸法を測定する。
- 交換するのであらかじめ故障部品を除去する。
と言ったところです。
しかしここで早速問題がありました。
ハンドルを外すためのボルトは
スーツケースの内装に隠れている。
内装は縫製されているので剥がすと
私には原状復帰できない…。
ボルトの位置は内装の上からでも確認できたので、
そこでボルトの位置だけ最小限にカッターで穴をあけ
ボルトを緩めることにしました。
その結果は無事に部品は外せて、
内装も最小限のキズで済ませることができました。
交換部品の手配
と言うわけで、交換部品を手配したいところですが
手配するにしてもある程度のサイズ情報は必要です。
重要なのは下の「a寸法」と「b寸法」の2か所。
部品構成によっては特に「a寸法」は重要ですので慎重に測定して下さい。
おそらく元々ついていた部品と±1mmぐらい以内の寸法じゃないと
新しい部品が取りつかないこともあり得ると思われます。
新しい部品はインターネットで探してみると
安心のAmazonで発注、2~3日で交換部品が届きました。
交換部品の取り付け
取り外しと逆の手順で、なんら難しいところなく
取付ができました。
と言うわけでこんな感じに完成！
ハンドルのアーチが高く、出っ張ったままになってしまったのが悔やまれます。
実は取付けする分には問題ないと思って
「b寸法」を軽視してしまい、少し大きめのもので妥協した結果が
こんなことになってしまいました。
完成度を上げるならしっかり寸法測定して
部品手配をしてくださいね。
後処理
内装は外から見えないので、傷をつけた布を
そのままにしても問題はありません。
ただ、繰り返し使っているうちに傷が大きくなったり
自分がそれを度々目にするのがイヤであれば
後処理をしておくことがおすすめです。
今回は切り込みを入れた部分に、接着式のパッチを
当てておくことに（気が向いたら）します。
まとめ
今回はスーツケースのハンドル修理をDIYで行いました。
スーツケースは旅行の度に傷んでいくもの、
それがいろいろなところに旅している
自分の経験値を示しているようで
誇らしくもありますが、故障は故障。
通常使用に差し支える部分は修理して使いましょう。
修理はDIYでやってしまえば「簡単に」「安く」できます。
ただし、純正部品でも無くなるし、慎重にしないと完成度も低くなりがちです。
旅行に行く際は旅行保険に入り、荷物預けで故障した場合はしっかり保険で
完成度の高い「プロ」の修理をしてもらうことも大いにアリかとも思います。
とは言え、スーツケースの故障に気付いたのが次の旅行の準備をしている時汗
という場合もありがち。
慌ただしいし、忙しいタイミングでは次の旅行用に気分一新新しいスーツケースを
準備するのも一考かもしれませんね。
オシャレで頑丈なスーツケースと言えば・・・
やっぱりおすすめはRIMOWAでしょう。
「おすすめスーツケース」はまた改めて記事にまとめたいと思います。
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